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風量測定を行う目的

• 01「試験成績書」等として建築主・役所へ提出

  風量測定等のデータは、空気調和設備項目の試験成績書であり、申請・認定・許可・証明等に関わる重要なものです

• 02空調機器が正常に動いているかを確認する

  設計通りに正常に動いていないと、酸欠、臭いが漏れる、空気が汚れる等様々な問題が生じます

• 03設計風量に対して、風量の実測値を確認＆調整

  現状の風量を測定・調整することによって設計値に合わせ、安全・快適な環境づくりを行います

• 04エアコンの性能確認として温度測定を行う

  エアコンの吸込み口・吹出し口の温度差を測定・確認し、入居後に冷えない、暖まらないなどのトラブルを回避します

• 05圧力調整・荷重測定を行う

  扉が閉まらない、開かない等のトラブルを未然に防ぎます

• 06騒音測定を行う

  騒音トラブルを未然に防ぎます

• 07その他

  あらゆるトラブルを防ぎ、改善と向上のために測定・調整・策を講じます

温度測定

エアコンの吹出し口と吸込み口の温度を測定し、「温度差」を確認することで、性能に異常がないかを確認します。

「吹出し口と吸込み口」の温度差の良否判定は、以下となります。

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冷房時：８度以上の差があれば良

煖房時：１４度以上の差があれば良

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全居室にあるエアコンの温度測定を行えば、各機器に異常がないかを確実に把握することができます。

入居後にエアコンをつけても冷えない、暖かくならないなどのトラブルを未然に防ぐことができます。

※温湿度測定器

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圧力測定・荷重測定

レンジフードやバス乾燥機を作動させた状態で、玄関扉に対し、荷重測定・圧力測定を行います。

レンジフードやバス乾燥機は、「排気」なので、作動させれば、室内に「引っ張る力」が強くなります。窓を開けるか、給気口を開かない限り、玄関扉が開きにくくなります。

玄関扉に荷重がかかった状態だと、幼児や高齢者が玄関扉を開けることができなくなることもあります。

そのようなトラブルを未然に防ぎ、現状把握を行い改善するために、風量測定とセットで圧力測定・荷重測定を行います。

※デジタルフォースゲージ・荷重測定器

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騒音測定

マンション内にある、空調機、ファン、その他施設・機器など音の発生を伴う機器や周辺の騒音測定を行います。

機器が作動している状態と、動作していない状態を測定し、比較を行うことも可能です。

騒音が、どれくらい発生しているかをデータ化し、把握することで、未然に騒音トラブルを防ぐことができます。

何よりもマンションの居住者様に快適な暮らしをもたらすためには、必要不可欠な測定となります。

※マンションの共用部で風量測定を行う、職長資格保有で主任のなおさん♪

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測定データの取り扱い

日本計測が作成するデータは、空気調和設備項目の「試験成績書」等として建築主や役所へ提出する、非常に重要なデータとなります。

日本計測の測定士、データ作成者、責任者は、そのことを深く胸に刻んで、誤差やミスが生じないように業務を行っております。非常に重要な数字を取り扱うわけです。

風量測定は、誰にでもできるという世界ではありません。

日本計測の仕事は、嘘・ごまかし・言い訳・責任転嫁を行えるような人には任せることはできません。

正確な測定には、技術・知識・経験はもちろんのこと、人格が必要なのです。

日本計測が正社員を大切にする理由

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マンションの風量測定

パート２へ続く

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マンション風量測定「安全・快適」の鍵 ②

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