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「全員が4番バッターである必要はない」──大阪支店責任者・北舛さんが語る、3年目への覚悟
2026.05.20
大阪支店の開設から、丸2年。
祝賀会の場で、代表の小川さんは「現場を誠実に対応してくれているおかげで、種まきは確実にできている」と全メンバーへの感謝を述べた。技術部長の小峰さんも「最初は四苦八苦することもあったが、大阪万博などの仕事も増え、日本計測という会社が西日本でも認知されてきている」と、この2年の手応えを口にしている。

その大阪支店を率いるのが、大阪支店責任者 兼 営業部長の北舛修一さんだ。
本記事では、北舛さんが支店責任者という立場をどう受け止め、3年目に向けてどんな覚悟を持っているのか──その人物像と思想に迫りたい。
「風を測定する」という仕事に惹かれて
北舛さんが日本計測に入社したきっかけは、シンプルだった。
「風を測定するっていう、現場ではあまり見かけないところに惹かれましたね」
建設現場における特殊な領域。そのニッチさが、北舛さんの好奇心を刺激した。

実際に現場に出てみると、抱いていたイメージとは大きく違っていたという。雑で荒っぽい世界を想像していたが、ふたを開けてみれば「意外と細かい」仕事だった。この最初のギャップこそ、後の北舛さんの仕事観を形作る原点になっていく。
タワーマンション現場で学んだ「完成を描く力」
入社後、北舛さんが経験した大きな試練のひとつが、タワーマンションの長期現場だった。
最も大変だったのは、他業種との連携。施工する職人への伝え方、3社が同時に入る中での手順の統一──現場を動かすうえでの「人と人の間」にこそ、最大のハードルがあった。
そこで得た学びは、技術論ではない。
「壁も立っていないような状況から施工が始まって、仕上がったところを見た時に、ちゃんとこうしないといけないんだと。完成をイメージしながら、日々やらないといけないと学びました」
目の前の作業ではなく、最終形から逆算する。この視点は、現場担当者から組織を預かる立場へと変わった今、より大きな意味を持っている。
「嬉しさと、責任感と」──支店責任者への就任
大阪支店の責任者に就任した時の心境を、北舛さんはこう振り返る。
「嬉しいのと、責任感とありましたね」

短い言葉に、北舛さんらしい誠実さがにじむ。浮き足立つことも、肩肘を張ることもなく、ただ事実として「嬉しい」と「責任」の両方を受け止めている。
そして、その責任感は、メンバーへの向き合い方に表れている。
全員が4番バッターである必要はない
北舛さんが語る、大阪メンバーへの考え方は明快だ。
「個性の詰まった人々が集まっています。全員が4番バッターである訳ではない。ピッチャーがいたり、キャッチャーがいたり。各個人の強みを、主に伸ばしていきたい」
均一な”優秀さ”を求めるのではなく、それぞれの役割と強みを見極めて伸ばす。チームとしての勝ち方を組み立てる発想だ。
この姿勢は、メンバーの言葉からも裏付けられている。
測定士・芦田さんはこう語る。
「北舛さんが多分いたから、この会社を続けられたと思うんです。人としてもいろいろ教えてくれて、成長させてくれた。僕は一生、北舛さんについて行くという気持ちで走っていきます」
大阪支店測定士の倉田さん、大西さん、東野さん、そして事務の梶谷さん──それぞれが自分の立ち位置から「成長したい」「貢献したい」と語る祝賀会の光景は、北舛さんの言う「個性を伸ばす」組織が、確かに形になり始めていることを示している。
「悔しい」は失敗ではなく、成長のチャンス
祝賀会のスピーチで、北舛さんはメンバーに向けてこう語りかけた。
「今みんな、とても悔しい思いをしているとは思う。自分たちの知識が足りない故のところもあるけど、この悔しいは失敗ではなく、次の成長するチャンスなんで、乗り越えてほしい」
そして、こう続けた。
「俺は本当に、みんなに支えられて、ありがとう。それと共に、みんなで一緒に頑張っていこうや。次、3年目、必ず伸ばす。それ以外無い。駆け抜けていきましょう」
「必ず伸ばす」「それ以外無い」──ここに、支店責任者としての覚悟が凝縮されている。
感謝を述べながらも、結論は逃げない。来期の方針として代表の小川さんが掲げた「売上高2倍」という目標に対しても、北舛さんは現場の責任者として正面から応える構えだ。
3年目、大阪支店が目指すもの
今後の展望について、北舛さんはこう締めくくった。
「大阪支店の組織として、一人一人の個性をさらに伸ばす。そして更なる技術力の向上を目指しております」
一人一人の個性が立つほど、組織としての技術力は厚みを増す。北舛さんが描いているのは、その両輪が回り続ける組織だ。
測定という特殊な仕事に惹かれて入社した一人の現場担当者が、経験を重ね、いま大阪支店の未来を背負っている。
3年目、それぞれが自分の役割で打席に立つ。
「必ず伸ばす。それ以外無い」──その覚悟が、ここから一つずつ形になっていく。
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