技術部門
各種測定・調査を承ります。
日本計測は数字に対して妥協を許さない、人格に優れた測定士が任務にあたります。
風量測定等のお見積りやご質問は「お問い合わせフォーム」より承ります。
風量測定とは?
風量測定は、空調機器・換気機器が設計通りに、かつ正常に運転しているかを測定します。
風量測定によって建物内の環境が快適かつ安全な状態になります。
感染症を防げるか否かは「空間の衛生状態」に左右されます。
「安全な空間は安心と健康をもたらす」
そのことを深く理解した経験豊富な測定士が責任者となり業務を遂行します。
風量測定がもたらす効果
・感染リスクの抑制
窓のない施設、不特定多数の人があつまる環境では、空調機器による換気が必要不可欠です。空調機器・換気機器が正常に動いていない場合、換気機能が弱くなります。
そうなると、空気感染、酸欠、気分が悪くなる等といったリスクが発生します。風量測定によって、すべての問題・原因を解決し「感染リスク」を抑制します。・酸欠リスクの防止
高層ビル、地下施設、大型施設等、窓のない建物において、「酸素の供給を正常に行う」ためには、空調機が必要不可欠な存在です。酸素が薄くなると、以下の図のように人体に悪影響が出てしまいます。【酸素濃度と人体への影響】
上記の図で分かるように、空調機は、建物内の人の命を守る役割も果たしています。
経年劣化や不具合等によって酸欠にならないように、弊社では風量測定の定期メンテナンスも行っております。
「人の命を守るための環境を創造する」という強い使命をもって任務にあたります。・におい漏れを防止
建物内にあるトイレ、ごみ捨て場、その他においの発生する場所・施設の換気状態、室圧状態に問題があると、においが充満したり、他の部屋までにおいが漏れてしまいます。
換気状態の調査、風量測定、室圧調整等を行うことによって「においの問題」を解消します。・厨房やキッチンの油の拡散を防止
レストランの厨房に設置されている排気フードの状態や室圧によって、調理中の油が微粒子レベルでお客様のいるホールにまで流れてしまうことがあります。そうなるとお客様やテーブル・床に油が付着してしまいます。
排気フードや空調機器の診断、風量測定、室圧調整で問題解決いたします。・建物内をさらに良い環境へ
空調機器や換気機器も経年劣化によって能力が低下したり、様々な不具合が発生します。それらが正常に動いているか否かで、建物内にいる人の健康・安全・快適さが決まります。定期的に診断・風量測定・調整を行うことによって空間を改善し、質の高い環境にします。
どのように調整するのか
・設計風量より実測風量が強い
ダクトに設置されたダンパーや制気口のシャッターを調節、その他様々な方法で設計風量に合わせます。・ダンパー調整風景
調整前(全開)
調整後
・制気口シャッター調整
調整前(全開)
調整後
・設計風量より実測風量が弱い
該当空調機に関わるすべての制気口の風量測定・調整を行えば均等に風が行き渡ることもあるため、それを行い、再度ダブルチェックで全体を測定します。
同時に点検口内部にあるダクトに設置された手動ダンパー、電気制御ダンパーに異常がないか、ダンパーやシャッターが閉まっていないか、空調機の能力が弱くないか等一つ一つ調査し、あらゆる問題を洗い出し、原因追求と解決に全力を尽くしております。
命に係わる排煙測定とは?
建物内で火事が発生した場合、発生した煙を最速で建物外に出す必要があります。
特に窓がない施設、高層ビル、地下施設、劇場・美術館、宿泊施設、飛行機格納庫等の建物では一瞬で大惨事になります。火事で発生した煙の速度は・・
※東京消防庁ホームページより排煙専用の空調機は火事で発生した速度の速い煙を屋外へ一気に排出する目的で作られています。ものすごい力を持っているため、排煙測定を行う際は、お客様と念入りに打ち合わせと連携を行い、日時を決めてから業務に入ります。
消防庁の立会いのもと測定することもあります。弊社で測定したデータはすべて厳正に管理され、複数人によって何度もチェックを行いお客様へ提出いたします。測定データは消防庁に提出され、それが建物の安全に大きく関っていきます。
弊社では「みなさまの命を守る」という強い責任感と使命を持つ、熟練した測定士のみ排煙測定を行うことを許可しております。
室圧とは?
「正圧」・・室内の空気が膨張状態
影響・・扉が締まりにくくなります。におい等が室外へ漏出します。
「負圧」・・室内の空気が引っ張られた状態
影響・・扉が開きにくくなります。ウイルス・ほこり・花粉等が入りやすくなります。
07振動測定
●加速度・速度・変位を3方向にて測定し、振動レベルを算出
●暗振動時(振動源の停止時)との比較08バリデーション測定
09環境測定
●浮遊粉塵の測定
●検知管による一酸化炭素・二酸化炭素浮遊率の測定
●温度、相対湿度、気流の測定10改修工事の事前調査・測定
●建物改修前の現状を調査・測定
●改修前と改修後の比較11その他の測定
●CO2濃度測定、塵埃(粉じん)測定、リークテスト、回転計測定、表面温度測定、気流測定、照度測定など
12測定器リース・調査・定期メンテナンス
●空間衛生と空調機器の診断・調査
●定期的な測定・調整によるメンテナンス
●建物の環境に関するコンサルティング
●測定器のリース
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
お客様とご縁がつながることを楽しみにしております。