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【測定器の校正証明書・トレーサビリティ】これですぐに理解できる!
2022.02.06
日本計測では、測定器を正しく管理し、精度を維持するために、日頃から丁寧な取り扱いと定期的なメンテナンスを徹底しています。
その中でも、「校正証明書」 は測定器の信頼性を保証するために欠かせません。
正確な測定を維持するため、計量トレーサビリティを確保する必要があります。
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【校正証明書の計量トレーサビリティとは】
測定器には、校正証明書類が必ず必要です。
それは「計量トレーサビリティ」を証明する重要な証明書となります。
測定器が、どのような基準器(狂いのない正確な比較対象)を使って比較し、校正されたのかを証明するものです。
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トレーサビリティと言う言葉が、「追跡可能」を意味する通り、計量トレーサビリティは、「測定結果が、国家標準または国際標準に対して、切れ目のない比較の連鎖によって関連付けられる」ということになります。
簡単に言えば、「あなたの測定器はちゃんと国家標準、あるいは国際標準で校正が取れていますよ」ということです。
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また、測定器の校正を簡単に説明すると、「国家標準、国内標準に合致している基準器によって、比較、検査を行い、正確性を証明する」ということです。
分かりやすく言えば、日本標準時刻の明石の時計と自分の時計を比較し、正確かどうかの判断をするというようなニュアンスと同じです。
※トレーサビリティ体系図
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校正証明書は「トレーサビリティ3点セット」で確認!
校正証明書には、「トレーサビリティ3点セット」 と呼ばれる以下の3つの書類が含まれます。
1.校正証明書(測定器が正しく校正された証明)
2.基準器検査証明書(試験成績表)(校正に使用された基準器の証明)
3.トレーサビリティ体系図(国家標準・国際標準とのつながりを示す図)
日本計測では、データや測定値の証明力を深めるため、上記のトレーサビリティ3点セットをお客様へ提出しております。
お客様は、日本計測の報告書や測定データを施主様、官公庁、関連企業へ提出する際に、校正証明書を添付することで数値の正確性を証明 できます。
※風速測定器の校正証明書
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【校正証明書の有効期限の見方】
上記の校正証明書をご覧下さい↑
ご依頼者:株式会社日本計測と記載されている下部に校正日と日付が表示されています。
日本計測では、校正した日から1年以内に必ず校正に掛けるよう徹底しております。
校正日:2021年10月8日となっていますから、2022年10月7日を超えていなければ良しと判断できます。
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【基準器の有効期限もチェックしよう!】
基準器にも有効期限が表示されています。
この場合、校正日よりも先であれば、校正した時に基準器も有効期限内にあると判断できます。
2021年10月8日が校正日ですので、基準器の有効期限が一番近い、2021年11月1日でも有効期限内に校正をしたことが証明できます。
校正ですから、もちろん検査機関で有効期限が切れた基準器を使用することは、まずあり得ないことですのでご安心ください。
※基準器検査証明書(試験成績表)
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【校正証明書がない測定器=信頼性ゼロ!?】
校正証明書がない測定器で測定を行うと、以下のリスクがあります。
- 測定値の信頼性がなくなる → 誰もその数字が正しいとは証明できない
- 誤差や不正確なデータが発生 → 測定器は常にメンテナンスをしないと精度が低下する
- 顧客や関係機関からの信頼を失う → 正確な測定が保証されないと、業務上の信用を失う
つまり、校正証明書のない測定器は、測定の意味をなさなくなり、企業の信頼性を損なうリスクがあるのです。
日本計測では、お客様に対する信頼を何よりも大切にし、正確な測定と校正証明書の徹底を約束しています。
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校正証明書の徹底、測定器を大切に扱うと言うことは、お客様に対する信頼の約束です。
日本計測は、お客様に対する信頼だけは何が何でも譲りません。
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
お客様とご縁がつながることを楽しみにしております。
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