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【放置厳禁】空調・換気設備を定期調査しないと命に関わります

2022.09.20

【建物を利用し体感すると見えてくるトラブル】

先日、出張で某観光地へ滞在しておりました。

動きやすい場所にあった観光ホテルに宿泊しました。

チェックインを済ませ、客室内に入って、少し座って一息をついていたところ・・

太陽の光に反射して、非常に多くのほこりが室内に舞っておりました。

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【上を見上げる癖】

日本計測では、主に空調設備・換気設備の風量測定や様々な環境測定を行うため、私自身もどの建物を利用しても、空調設備、換気ファンや制気口を見る癖があります。

まず、客室内にあるトイレやお風呂場の吸込み口を見上げると、おびただしい量のほこりが付いていました。また制気口に手をかざしてみると空調機やファンが経年劣化しているか、劣化したダクトのジョイント部分からリークしているのか、ダンパー異常で全閉部分があるのか、ほぼ吸い込んでおらず、設計風量は間違いなく満たしていないと判断できました。

その後、客室の吹出し口を見ると、異常な量のほこりが溜まっていました。

これが原因で、客室内がほこりだらけになっていたのです。

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次の日の朝、起きるとテーブル、テレビ、私の私物にほこりがたくさん溜まっているのを見て驚きました。

その日は一日中鼻がムズムズし、くしゃみが止まりませんでした。

建物の環境次第では、健康被害が起こり、取り返しのつかないことにもなりかねません。

建物や利用をするお客様のためにも、空調設備の定期的な調査、点検が必要不可欠です。

※写真に写っている制気口はHS型の吸込み口(記事とは関係ない場所です。)

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【空調・換気設備の不具合・劣化・未調査は人体に影響する】

例えば、不具合や劣化による空調機・換気設備の不良で外気が取り込めていなければ酸素欠乏性になり人体や意識に甚大な悪影響をもたらしますし、人体に害のある気体が発生する場所で排気がしっかり行われていないと人の命に関わります。

(最近ニュースになりましたね。)

空調や環境に関する測定調査の一流のプロである日本計測からすればそのようなことは知ってて当たり前な事なのですが、大部分の方は気付くことすらできずに「今日はなんだか眠くて集中できないわ」、「今日はなんか怠いな」、「なんだか吐き気がする」と自分の体調や健康状態を疑ってしまうので、日本計測が発見した改善点はどのような細かい事でも、お客様や関係者様へ忌憚なく伝えるようにしております。

建物内での異常な眠気や体調不良が毎回続く場合は注意が必要です。

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